2023年9月7日 中国国家標準化管理委員会は2023年国家標準公告第9号の発行によりChaoJiをGB/T 18487.1-2023「電気自動車導電性充電器」として正式に承認しました。
同時に発行された関連規格は以下の通りです。

GB/T 27930-2023 「オフボードコンダクティブ充電器と電気自動車間のデジタル通信プロトコル」
GB/T 20234.4-2023 「電気自動車の導電性充電用の接続デバイス パート 4:大電力DC充電インターフェース」

ChaoJiは2018年8月に中国電力企業連合会(CEC)とCHAdeMO協議会が共同開発に合意してから次世代充電規格として開発を進めてきました。 現在,世界には4つの国際標準規格が併存している状況で今後の本格的なEV普及に向けて規格統一が望まれているところですが,ChaoJiはこれまでのシステムの機能・安全性を向上させながらコンパクト化を実現し,既存システムとの後方互換性を提供するものです。
CHAdeMOは2021年にChaoJi(CHAdeMO3.0)標準仕様書を公開し,2023年10月から茨城県日立市で実証試験を開始します。中国ではすでに2022年に北京上海間の高速道路に7つの充電スタンドが設置され,実証試験が行われています。 IEC国際標準においてもChaoJi提案が審議されており,日中のみならず世界各国地域への普及が期待されています。