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よくある質問

充電器の開発・設置に関して

1. CHAdeMO充電器(CHAdeMO対応EV)を輸入販売したいのですが、正会員になる必要はありますか?

製造元の充電器メーカおよび自動車会社様には所定の安全基準を満たし,確実な運用互換性を確保するため,正会員になることを強くお勧めします。販売代理店は正会員に入会する必要はありませんが,OEM供給を受けて自社の製品として充電器・EVを販売する場合,およびプロモーションのための情報共有をご希望する場合は賛助会員になることをお勧めします。

2. 日本国内で充電器を販売する場合にはCHAdeMO認証が必要と思いますが,そのほかに遵守すべき法律はありますか。

充電器のCHAdeMO認証は協議会が運用する自主基準であり法的な強制力はありません。ただし,公的補助金申請や電力供給契約,消防署への設置届け出などでCHAdeMO認証を取得していることの確認を求められることがあります。

3. 充電器の認証取得にはどれくらいの期間・費用がかかりますか?

新規で認証を取得する場合,検定機関の書類審査・試験は最短で2週間程度です。検定試験で不適合項目があった場合,ハード・ソフトの修正が必要になりますので,その時間は充電器の完成度によります。書類審査と試験の費用は各検定機関にご相談ください。検定合格後の認証登録に関して協議会の費用はかかりません。

4. 製品開発のため仕様書を入手するためにはどうしたらいいでしょうか?

CHAdeMOは国際標準として発行されており,規格そのものはJIS D61851-23,JIS D61851-24を検索して閲覧できます。しかし,製品開発では運用互換性を確実にするための試験基準,処理タイミング規定,エラー処理規定などの詳細情報が必要です。そのための技術文書を入手するには正会員として入会していただく必要があります。

5. 日本国内では500Vを超える充電器を設置できないのですか?

直流充電器の最大電圧は「電気設備の安全基準の解釈」で450Vと定められています。不特定多数の人が利用する公共充電器はこの法令に従う必要があります。
ただし,電気主任技術者が設備の保安・監督を行う自家用電気工作物はその限りではありません。

6. 今後は最低電圧150Vに統一されるのでしょうか?

CHAdeMO充電器は150V~450Vを必須要件,50V~150Vを推奨電圧としています。国内で設置されている充電器のほとんどは電池電圧が150V未満の軽車両にも対応できるように 50V~450Vに対応しています。一方最近では,高速道路のSAなどで導入されている100kW級充電器では最低電圧を150Vとしています。

7. 急速充電器にはロゴマークを貼らなければならないのでしょうか?

厚生労働省から各自治体にペースメーカ装着者が充電器を識別するため,CHAdeMOロゴマークの貼り付けが指示されています。認証済み充電器には事務局からステッカーを無償で配布しています。5cm角と11cm角の2種類があります。

8. コネクタおよびケーブルが準拠しなければならない規格・法律を教えてください?

CHAdeMOおよび法律による要求項目はコネクタ・インレット性能確認書に規定されています。購入先のコネクタメーカから確認書を入手してください。

9. 非常停止ボタンは必須でしょうか?

CHAdeMO標準仕様書では非常停止ボタン実装を任意としています。ただし,国内で急速充電器を設定するとき消防署から非常停止ボタンの確認を求められることがあります。

10. CCSおよびTesla用アダプタの仕様・条件を知りたいのですが?

充電アダプタはIECで禁止されており,CHAdeMOはアダプタの使用を原則禁止しています。現在使用されているCHAdeMOアダプタはTesla社,Stellantis社がEVのアクセサリとして 独自に販売しているもので,CHAdeMOとして互換性・安全性を保障するものではありません。ただし今後,ChaoJiのような新規格が開発されてアダプタが必要になる場合に備えて,IECでアダプタの標準化に向けた議論が行われています。その国際標準が発行されると正式にアダプタの開発・利用が可能になります。

入会手続きについて

1. 会員登録フォームにはすべての連絡先(副担当者 1, 2, 3)を記載する必要性はありますか?

事務局からのメール連絡を希望する方だけを必要に応じてご記入ください。経理担当者も窓口担当者と同じであれば入力不要です。

2. 会員登録フォームの担当者,副担当者(1, 2, 3)以外の人は技術文書を閲覧できないのですか?

登録した担当者以外の方も閲覧できます。設定したID,パスワードを共有してください。副担当者(1, 2, 3)は事務局から各種お知らせメールを配信するための情報です。

「対象火気省令」・「火災予防条例」上の取り扱いに関するご質問について

1. 急速充電設備の都道府県別設置数および過去の推移について

全国の設置数(都道府県別,設置場所種別)については充電設備位置情報ページで紹介している情報サイトをご参照ください。

2. 急速充電設備の過去の推移について

CHAdeMO充電器設置個所数の推移をご参照ください。

3. 地震,水害,水没による事故事例はあるか?

これまで災害による事故事例は報告されていません。

4. 海外の事故事例はあるか?

海外でも出火・感電の事故事例は報告されていません。

5. 漏電・感電のリスクについて

CHAdeMO急速充電器は,1次側回路(AC)に漏電遮断器,2次側回路(DC)に地絡検出器の設置を義務付けることで漏電・感電のリスクを回避しています。合わせて高電圧の充電を開始する前に必ず出力回路の絶縁診断を実施することが標準仕様書で義務付けられています。これらのしくみで感電事故を防止します。

6. 事故が起こった場合の消防活動上のリスクについて

CHAdeMO急速充電器は,車両が接続されていない状態では活線部が露出することはありません。車両が接続された充電中の場合でも,コネクタのかん合部はIP55に準拠することが義務付けられています。そのため,放水による消防活動上のリスクはないと考えられます。

7. CHAdeMOの最大出力は当初50kWだったと聞いているがいつから400kWに改定されたのか。また,今後それ以上の大出力に対応するのか。

規格改定の歴史および今後の拡張については,「テクノロジー・大出力化」ページをご参照ください。

8. 現在,市場に設定されているCHAdeMO急速充電器の最大出力は?

高速道路のSAなどに200kWの充電器が設置されています。

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